ニューヨークの美大留学生です。アメリカと日本のハーフ&バイリンガル。
夏の間も大学のコースがあるので、少し前に10日間だけ東京に一時帰国してきました。
東京に着いた途端、水も吐くほどの体調不良に
冬休みには3週間里帰りしていたけれど、今回は短い東京滞在でした。
この夏は大学の授業もとっているし、仕上げなければいけない作品もあるので、残念だけど仕方がない。
その分時間を無駄にしないように、東京で食べたいものやニューヨークに買って帰りたいものを事前にリストアップしておきました。
なのに…、着いた翌日からものすごく体調が悪くなって、食べ物はもちろん水を一口飲んでも吐く状態に。
結局治って普通に食べられるようになったのは5日目。前半はひたすら吐いて、寝ているだけの一時帰国でした。
体調が戻ったら、身体も頭もこわいくらいすっきり!
きっと、自覚していた以上にストレスを感じていたのだと思います。
ルームメイトだったジェーンのことや、タイムズスクエアでの危機一髪のこと。
他にも初めて経験する辛いことや大変なことがたくさんあった半年だったから、それが全部自分の心と体にたまっていて、今回久しぶりに、ママ、おじいちゃん、おばあちゃんの愛情の中に戻って安心したら、たまっていたものが全部出たんだと思います。
いったん体調が戻ったら、頭と体が本当にすっきりして、家族への愛情や感謝がどおおおっと沸き上がってきました。食べ物のエネルギーが体に吸収されるのがわかる感じだし、目に入るものが前よりずっとキラキラしてた。
外に出られたのは数日だけになってしまったけど、たくさん美術展も行ったし、友達へのお土産や、自分用のレトルトの食べ物も買い込みました。
今朝はブルックリンのアパートで、インスタントにゅうめん食べながら美術展のパンフを整理。
おばあちゃんが作ってくれたハートがいっぱいの作品は、自分の寝室に飾ることにしました。
帰りの飛行機の中でもひつまぶしおにぎり
食べたかったものはみんな食べた!
さらに機内食は不味すぎるので、帰りの飛行機の中で食べられるようにとひつまぶしのおにぎりを持ち込みしたことを、ここで告白。
ああ、もう。日本のごはんて、どうしてこんなにおいしいんだろう。
リフレッシュの大切さを学びました
今回の経験で、定期的にリフレッシュすることの大切さを学びました。
私の場合、ママたちのところでちゃんとしたものを食べて、規則正しい生活をして、いろんなことを話して、どんな時でも私の味方でいてくれる家族の近くで安心できることが、心と体のデトックスになるみたい。
あと感じたのが、やっぱり東京は安全な街で、自分が全然緊張しないで外を歩いているなあということです。
自分ではそんなふうに思っていなかったけれど、やっぱりニューヨークではどこか緊張しているのだと思う。
特にタイムズスクエアでの事件のことがあってからは、心がいつも警戒モードだったのかもしれません。
これ、今日の夕食にするつもり。
野菜を蒸したものと、ご飯を添えればばっちり。
ジャンクフードやエネジーバーでご飯を済まさないで、ちゃんと自炊。これも面倒がらずに続けようと思っています。
そして、次の長いお休みにはまたみんなのところでデトックスしてくる。
次回はひたすら吐いて寝込むのは嫌だけど、自分でも意識してストレスコントロールを考えられるようになったから、きっと大丈夫。